肝臓がん(肝臓癌/肝癌/肝細胞がん)の発生原因

B型肝炎、C型肝炎、肝硬変の方は要注意

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肝臓がん(肝臓癌/肝癌/肝細胞がん)のほとんどはB型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスに感染した方が慢性肝炎になり、あるいは肝硬変を経て発生します。 C型肝炎が原因で肝がんになるのは約80%、B型肝炎は約10%、そして残りの10%はアルコール性肝障害や脂肪肝炎、自己免疫性肝炎などの慢性肝疾患で占められています。

慢性肝疾患がなく、肝炎ウイルス感染もない人から肝癌が発癌することはほとんどありません。肝臓がん(肝臓癌/肝癌/肝細胞がん)発生の危険因子は肝硬変、C型慢性肝炎、B型慢性肝炎、アルコール摂取、アフラトキシンなどがあげられます

 

慢性肝炎の程度が進んだ方、あるいは肝硬変の方は発がんリスクは高くなる

B型慢性肝炎、C型慢性肝炎の程度(進行度)が軽度から高度になるにつれ発がんリスクは高まります。さらにB型肝硬変、C型肝硬変からの発がんリスクはさらに高まります。

特に男性で高齢、低アルブミン血症、高AFP血症、低血小板血症の方は発がん率が高い傾向がみられます。

 

メタボリックシンドロームの方はNASH(非アルコール性脂肪肝炎)に注意

慢性肝炎や肝硬変の原因の多くは肝炎ウイルスやアルコールが原因と考えられてきました。しかし最近になって非飲酒者で肥満、2型糖尿病、高脂血症、高血圧症などの生活習慣病をもっている方が脂肪肝を経て肝硬変へと進行し、肝がんが発生するケースがあることが分かってきました。この病気はNASH(非アルコール性脂肪肝炎)と呼ばれています。

 

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